Asahi's notebook

大麦小豆二升五銭

イギリスの公共交通①

私が利用している英国国内の交通手段についてまとめてみました。旅行などで参考になれば幸いです。
 
まずは格安航空を含めた、飛行機の検索。
Skyscanner
国内の移動でも距離がある場合は、電車やバスよりも安くて早いことが多いです。値段は予約するタイミングでもかなり変動するので、予定が決まったら早めに確保しておきましょう。
格安航空を利用するときは荷物の個数・サイズに注意。私の知る限りでは既定のサイズの預け荷物ひとつに機内持ち込みひとつまでは無料、という形式だったかと思います。最近乗っていませんので、各自でご確認を。
当然ですが空港のあるところでしか利用できません!笑
すぐに思いつくのはロンドン(3つ以上空港があったはずです。ヒースロー以外の空港である場合も多いので、移動時間など要チェック)、マンチェスター、リバプール、ニューカッスル。ウェールズの首都カーディフ。スコットランドでは首都エディンバラの他にグラスゴー、アバディーン、ラーウィック(北の離島であるシェットランド)。それからマン島あたりでしょうか。
 
次に鉄道。予約サイトはいくつかあったかと思いますが、私がいつも利用しているのはここです。
Trainline
これもいつ予約するかによってかなり値段が変わってきます。例えばLondon –Edinburghくらいの長距離となると100ポンド単位になってしまいますが、一月ぐらい事前に探せば、半額以下の便が見つかることもよくあります。予定が決まったらできるだけ早めに押さえておきましょう。
チケットは駅で直接プリントアウトする方法が楽でしょう。駅には事前に予約したチケットの印刷ができる券売機があるので、「予約に使ったクレジットカード」と「予約番号」を忘れずに持参しましょう。Ticket collectionなどと書いてあります(事前に予約してあったものを受け取るときにcollectという語を使います)。
 
また、鉄道を複数回利用する人にはRailcardというシステムが便利かもしれません。これは駅の窓口(普通17時くらいには閉まるので注意!)で購入できる割引証みたいなものですが、該当する鉄道の利用料金が3分の2になるという非常にお得なものです。作成料は30ポンドくらいだったはずなので、たいていは数回乗るだけで元が取れるかと思います。
このRailcard25歳以下の学生用、シニア用、など種類が複数あります。学生用は英国国内の学生証が必要だったかと思いますが、とくに身分証明なく作成できる種類のものもあります。ひとつはNetwork railcardというもの。これはロンドン周辺などイングランド南部をカバーするもので、その範囲での鉄道料金に割引がかかります。私が先日購入した際には顔写真もいらないと言われ、非常に簡単でした。
またFamily & friends railcardというものもあり、こちらは顔写真と身分証が必要かとは思いますが、複数人で登録するものです。この登録したメンバーが一緒に鉄道に乗るときに限り割引が有効になるのですが、数人で一緒に旅行をする際には便利なのではないでしょうか。
ちなみにこのシステム、利用するにあたって注意事項がひとつ。割引チケットで鉄道に乗る時には、必ずこのカードを持参してください。イギリスの鉄道はかなり高い確率で車内での切符チェックがあり、その際に割引チケット利用者は本人名義のカードを提示しなければなりません。カードを忘れたりした場合、容赦なく正規料金との差額を徴収されます(経験談)。

Railcardについての公式情報はこちら。
 
鉄道の項が長くなったので、一度ここで切ります。次の記事はバスとフェリーについて。